久しぶりのフルモデルチェンジとなったメルセデスベンツ『CLA』と『CLAシューティングブレーク』。『Aクラス』の派生として生まれたメルセデスの4ドアクーペであるCLAは、改良を経て対話型インフォテインメントシステム「MBUX」や『Sクラス』と同等の先進安全技術も搭載可能になった。
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対話型インフォテインメントシステム搭載 価格472万円より
メルセデス・ベンツ日本は、『CLA』(Mercedes-Benz CLA)を6年ぶりに、『CLAシューティングブレーク』を4年ぶりにそれぞれフルモデルチェンジし、8月27日より予約注文の受付を開始した。
エクステリアは、「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザインの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭など、シンプルな造形でありながら、流麗かつ力強さも表現した。前傾するフロントエンドはサメの尖った鼻先を想わせるデザインでシャープさを強調。ヘッドライトは上下方向に細いデザインを採用し、ワイドな印象を与えるとともに、先代CLAから外側が膨らむ独特なデザインを引き継いでいる。
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上野社長「初代の特徴にさらに磨きをかけた」
メルセデス・ベンツ日本は8月27日、全面改良した新型『CLA』(Mercedes-Benz CLA)および『CLAシューティングブレーク』(Mercedes-Benz CLA Shooting Brake)の予約注文の受付を開始した。価格は472万~544万円で、納車はCLAが10月頃、シューティングブレークが12月頃を予定しているという。
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421psの最強モデル「AMG45S」を追加 856万円より
メルセデス・ベンツ日本は、『CLAクラス』に高性能グレード『メルセデスAMG CLA45S 4MATIC+』と『メルセデスAMG CLA45S 4MATIC+ シューティングブレーク』を追加し、11月12日より注文受付を開始した。
パワーユニットは、完全新設計の2.0リットルターボエンジン「M139」を搭載。量産車向け2.0リットル4気筒エンジンとしては世界最高の421ps、最大トルク500Nmを発生する。またトルクカーブは自然吸気エンジンに近い特性で、エモーショナルな加速感を味わえるほか、レスポンスや吹け上がりも改善。レブリミットを7200rpmに設定するなど、ピュアスポーツカー並みの性能を備える。
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【試乗】「Aクラスセダン」との違いは走りにも…島崎七生人
Aクラスセダンとの違い
ほかでもない『Aクラス』セダンに較べ『CLA』は、ホイールベース(2730mm)が共通であるほか意外にも全高(1430mm)も同一。しかし全長が140mm長く、全幅も30mm幅広い。ボディサイズだけでみると『CLA』のほうがゆったりとしている。
ところが実車同士をパッと見た限りでは両車の“差”は小さい。これはどちらも最新世代のデザインである上で、セダンの『Aクラス』が『CLA』に“寄せた”スタイリッシュな仕上がり振りだからだろう。
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CLA/CLAシューティングブレーク、エントリー&高性能モデル追加へ
メルセデス・ベンツ日本は、『CLA』および『CLAシューティングブレーク』に、エントリーモデル「CLA180」と、高性能モデル「メルセデスAMG CLA35 4マチック」を追加し、2月27日より予約注文の受付を開始した。
CLA180は、1.4リットル4気筒直噴ターボ「M282」エンジンを搭載。デルタ形シリンダーヘッドを採用し、軽量・省スペース化を実現するとともに、先代モデル比14psアップの最高出力136ps、最大トルク200Nmを発生する。組み合わせる7速デュアルクラッチトランスミッション「7G-DCT」は、ダイレクトな変速を実現しながら振動も抑える優れたセッティングを施し、俊敏な動力性能を発揮する。
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【試乗】フツーのセダンなんか選んでる場合じゃない…岩貞るみこ
つきまとうクーペの不安、でも
4ドアでありながらクーペ。売りはもちろんスタイルである。なだらかなルーフラインがつくる流線形。色気なくしてクーペの存在意義なし。だけど、クーペ買っちゃって大丈夫なの? という不安は、特に高額車両ともなればついてまわって当然である。
クーペの不安。後部座席、ちゃんと乗れるの? トランクに荷物積めるの? セダンのほうがやっぱり使い勝手がいいんじゃないの?
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メルセデスベンツ CLAクーペ(写真はディーゼルのCLA200d)
CLAクーペ 新型にPHV、EVモードは79km…受注を欧州で開始
メルセデスベンツは6月8日、新型『CLAクーペ』(Mercedes-Benz CLA Coupe)のプラグインハイブリッド車(PHV)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、4万2453ユーロ(約518万円)と発表されている。
メルセデスベンツの新世代のPHVには、「EQパワー」の名前が冠されている。EQ パワーでは、最新の直噴システムを採用したターボエンジンと、高出力モーターを搭載した。力強い動力性能を引き出すエンジンに、モーターのブースト機能が追加されることにより、アクセル操作に対応する素早いレスポンスと、途切れることのない加速感覚を追求した。新型CLAクーペのPHVは、「CLA 250 e クーペ」グレードを名乗る。
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メルセデスベンツCLAクーペ新型のPHV「CLA250 e クーペ」
CLAシューティングブレーク にPHV、4万3191ユーロから…欧州受注開始
メルセデスベンツは6月8日、新型『CLAシューティングブレーク』(Mercedes-Benz CLA Shooting Brake)のプラグインハイブリッド車(PHV)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、4万3191ユーロ(約527万円)と発表されている。
新型CLAシューティングブレークのPHVが「CLA 250 e シューティングブレーク」グレードだ。メルセデスベンツの新世代のPHVには、「EQパワー」の名前が冠されている。EQ パワーでは、最新の直噴システムを採用したターボエンジンと、高出力モーターを搭載した。力強い動力性能を引き出すエンジンに、モーターのブースト機能が追加されることにより、アクセル操作に対応する素早いレスポンスと、途切れることのない加速感覚を追求している。