スポーツカーの英ロータス、自転車事業に進出…25年ぶり

ロータスの自転車事業のイメージ
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ロータスカーズを擁するグループロータス(Group Lotus)は10月22日、自転車部品メーカーのホープテクノロジー社と提携を結び、自転車事業に進出すると発表した。

1990年代、ロータスはトラックレース用自転車、ロータス「タイプ108」を開発。1992年のバルセロナ・オリンピックにおいて、英国のクリス・ボードマン選手が4km個人追い抜き決勝において、金メダルを獲得した。また、クリス・ボードマン選手は、1994年のツール・ド・フランスに出走。初出場でありながら、プロローグタイムトライアルにおいて、ステージ優勝を成し遂げている。

ホープテクノロジー社は、英国に本拠を置く自転車部品メーカーだ。ランカシャー本社で30年にわたって、自転車向けコンポーネントの設計、生産、テストを行ってきした。

グループロータスは、このホープテクノロジー社と提携を結び、自転車事業に25年ぶりに進出する。両社は、研究開発、データ分析、ノウハウ共有などの共同プログラムに取り組む予定だ。軽量で空力性能に優れ、高度な素材を使用した次世代の自転車をデザインする、としている。

《森脇稔》

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