鈴鹿サーキットで行われているF1第17戦日本GPは13日の午前に公式予選が行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2番手でフェラーリがフロントローを独占した。 台風19号の影響で12日(土)はすべてのスケジュールが中止に。公式予選は決勝日の午前10時に変更され、13日(日)は1日で予選と決勝が行われることになった。 Q1が始まるとフェラーリの2台がまっさきにコースイン。しかしタイムを記録する前にロバート・クビサ(ウィリアムズ)がホームストレートでクラッシュして赤旗中断となった。リスタート後もケビン・マグヌッセン(ハース)がクラッシュし再度赤旗中断に。予選は波乱の幕開けとなった。 その後の残り11分間は順調に進み、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分28秒405でトップ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が0.3秒差の2番手、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がハミルトンと0.02秒差の3番手と、上位3チームがトップ3を分け合う結果となった。 Q2はハミルトンが序盤に1分27秒826でトップに立ったが、終了間際にバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分27秒688を記録してトップに立ち、メルセデスのワンツー。 そしてQ3はベッテルがこれまでの予選レコード1分27秒319を上回る1分27秒212を記録。さらに終了間際に1分27秒064を叩き出して、第7戦カナダGP以来、今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手はルクレールでフェラーリのワンツー。3-4番手にはボッタス、ハミルトンのメルセデス勢が続き、レッドブル・ホンダはフェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンが 全くの同タイム1分27秒851を記録。先にタイムを出したフェルスタッペンが5番手、アルボンが6番手となった。 トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリー9番手、ダニール・クビアトが14番手で予選を終えた。 F1日本GP 予選結果 1. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/1分27秒064 2. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分27秒253 3. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分27秒293 4. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分27秒302 5. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分27秒851 6. アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)/1分27秒851 7. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分28秒304 8. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分28秒464 9. ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)/1分28秒836 10. ロマン・グロージャン(ハース)/1分29秒341 以下Q2 11. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分29秒254 12. ランス・ストロール(レーシングポイント)/1分29秒345 13. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分29秒358 14. ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)/1分29秒563 15. ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)/1分30秒112 以下Q1 16. ダニエル・リカルド(ルノー)/1分29秒822 17. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)/1分30秒344 18. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分30秒364 --. ケビン・マグヌッセン(ハース)/No Time --. ロバート・クビサ(ウィリアムズ)/No Time