自工会、豊田会長の任期を2022年まで2年延長を決定…西川副会長は辞任

日本自動車工業会は9月26日に開いた理事会で、2020年5月までとなっていた豊田章男会長(トヨタ自動車社長)の任期を2年間延長することを決定した。

自工会会長職はこれまでトヨタ、ホンダ、日産自動車の首脳が輪番で1期2年ずつ務めるのが慣例になっている。通例であれば2020年5月からはホンダが次期会長会社を務める順番だった。

自工会の副会長を務めるホンダの御子柴寿昭会長は、同日都内で開いた定例会見で「現在の自動車業界はグローバルで大きな変革期を迎えている。加えて来年、東京オリンピック・パラリンピックというビッグイヤーを迎えるということもあって、これまで強力なリーダーシップ、求心力でやってこられた豊田会長が任期、規定ということで、2年で自工会の会長を代わることが、果たして日本の自動車産業にとって最善かどうかといったようなことを、次期会長会社として考えていた。その旨、豊田会長と相談し、自工会各社に諮り、自工会の総意ということで本日決定に至り、豊田会長にもう1期やって頂くことになった」と、任期延長に至った経緯を明かした。

その一方で御子柴副会長は「輪番がなくなったわけではなく、トヨタの後はホンダというのがキープされる」と、豊田会長の2期目の任期満了後には、ホンダが会長会社になると説明した。

豊田会長は「自工会会員各社のみなさまとも力を合わせながら、多くの方々に笑顔になって頂けるようなモビリティの未来づくりに引き続き尽力していく」と、2期目に向けた抱負を語った。

また同日の理事会では、自工会の副会長職を務めていた西川廣人氏(日産自動車取締役)の辞任が報告された。これに伴い自工会の副会長はホンダの御子柴氏とマツダの丸本明社長、および自工会の専務理事も兼務する永塚誠一氏の3名体制となる。

《小松哲也》

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