この「モデルS P1000」は、ワイドフェンダー、アグレッシブなトランクリッドスポイラーや軽量ホイール、グリップ力の高いミシュラン「カップ2 R」を装備。さらにキャビン内にはロールケージを備えるほか、フロントバンパーのエアインテークも拡大されており、パワートレインも向上している可能性がある。

米「Road & Track」誌の調べによると、テスラは9月21日にニュルブルクリンク北コースを予約。元F1ドライバーで、ウィリアムズやメルセデスで活躍、ワールドチャンピオンに輝いたことのある、ニコ・ロズベルグ氏に記録挑戦を依頼しているというが、一方で9月18日にも新記録挑戦するとも噂されている。また同社CEO、イーロン・マスク氏は、ツイッターでラグセナカにおいて4ドアEV最速を更新したと呟いており、並々ならぬ闘志が伺える。
ライバルのポルシェ「タイカン」は、史上初めて800Vシステムを備えたパフォーマンスEVだ。上位モデル『ターボS』では、オーバーブーストにより最大761psを発揮、0-100km/h加速2.8秒、最高速260km/hを誇る。8月26日にはニュルブルクリンク北コースにて4ドアEV最速となる7分42秒のレコードを叩き出している。
モデルSで反撃するテスラに対し、ポルシェもタイカンにさらなる高性能モデルを計画しており、2020年へ向けて激しい高性能4ドアEVバトルが見られそうだ。
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