日産 スカイライン400R、若者人気は想定外? 史上最強の405ps[詳細画像]

日産 スカイライン400R
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2019年7月にマイナーチェンジした日産『スカイライン』の目玉として、手放し運転が可能な「プロパイロット2.0」の搭載が注目されているが、クルマ好きの関心はやはりスポーツグレード「400R」の存在だろう。8月25日時点での受注は全グレード中24%(380台)で、30代以下の比率も3割近くあり「想定外の人気」という。

「400R」と言えば、1995年にR33型『スカイラインGT-R』をベースにNISMOが限定コンプリートカーとして仕上げた『NISMO 400R』を思い浮かべる人も少なくないだろう。が、共通点はほぼないに等しい。カタログの1ページ目には「その名に“R”を冠するには特別な意味がある」と記されている。「スカイライン」(非GT-R)としての史上最強である最高出力405psを誇るべく、「400」そして「R」の称号をあえて掲げた。

日産 スカイライン400R日産 スカイライン400R
エンジンは、マイナーチェンジで追加された3.0リットルV6ツインターボエンジン「VR30DDTT」を400R専用にチューン。渦電流式ターボ回転センサーを追加し、精密に監視することでターボの過給性能を極限まで高めることが可能になったという。これによりベース比で100psの出力向上を実現、さらにシャープなレスポンスを両立した。

また水冷式インタークーラーには強化ウォーターポンプを採用し、冷却性能を向上。エンジンのポテンシャルを最大限引き出すことに貢献しているという。

最高出力は405ps、最大トルクは475Nm。WLTCモード燃費は10.0km/リットルだ。

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ハンドリングでは、「インテリジェント ダイナミックサスペンション」を標準装備。タイヤ回転速度、操舵角、ヨーレート、横G、ドライブモードなどの情報を集約し、クルマの挙動に対し約100分の1秒の早さで減衰力を制御。あらゆるシーンで安定したコーナリングを可能にする。

このほか、400Rには専用装備が多数追加されている。

エクステリアは、サイドターンランプ内蔵電動格納式リモコンカラードドアミラー、400Rグレードバッジ、インテリアにはクロームメッキ+ダーククリアー塗装のパドルシフト、レッドステッチ本革巻ステアリング&シフト、レッドステッチ&ダイヤキルティングの本革スポーツシートなど。

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足回りでは、ガンメタ塗装19インチアルミホイール、4輪アルミレッドキャリパー対向ピストンブレーキが専用装備となる。

価格は552万3120円(税込)で、ボディカラーは全9色。訴求色は特別塗装色の「ブリリアントホワイトパール」だ。今回は、メディア向け試乗会に展示されていたこのホワイトの400Rを33枚の写真で紹介する。

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《宮崎壮人》

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