フォルクスワーゲングループは5月14日、ドイツで開催した年次株主総会において、新型『ゴルフ』(Volkswagen Golf)を10月に初公開すると発表した。 ゴルフは、フォルクスワーゲンの主力車種だ。新型ゴルフは8世代目モデルとなる。2019年、フォルクスワーゲンは複数の新型車を発表する予定だが、そのハイライトのひとつが新型ゴルフになる。 次期ゴルフには、新開発のマイルドハイブリッドシステムが搭載される。欧州で導入車種が拡大している48Vのマイルドハイブリッドシステムを採用する。新型ゴルフでは、エンジンに48Vのベルト一体型スタータージェネレーターと48Vのリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。高速道路など低負荷走行時には、エンジンを停止し、惰性走行することが可能で、これにより100km走行あたり、燃料を最大0.3リットル節約する。 また、このマイルドハイブリッドシステムは、始動時に電気的ブーストをかけ、駆動トルクを増加させる小型軽量な発電機として機能する。これは、エンジンをスムーズに始動させるのが狙いだ。さらに減速時には、スタータージェネレーターはバッテリーに電力を蓄える機能も果たす。 なお、フォルクスワーゲンは、新型ゴルフのティザースケッチを2点、公開している。
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