BMW X1 のPHVが改良、EVモードの航続が約1.8倍の110kmに

BMW X1 のPHVの改良モデル
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BMWは3月22日、『X1』(BMW X1)のプラグインハイブリッド車(PHV)の改良モデルを中国で発表した。

BMWは2016年春、X1のPHV、「X1 xDrive25Le iパフォーマンス」を発表した。X1のロングホイールベース車をベースに、PHVパワートレインを搭載したモデルだ。

今回、このX1 xDrive25Le iパフォーマンスが、デビューから3年を経て、初の改良を実施。グレード名から「iパフォーマンス」が外れ、「X1 xDrive25Le」を名乗る。

フロントに積まれるのは、BMW「i」ブランドのPHVスポーツスポーツカー、『i8』用がベースの1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン。最大出力136hp、最大トルク22.4kgmを発生する。トランスミッションは6速「ステップトロニック」で、エンジンのパワーが前輪を駆動する。

最大出力95hp、最大トルク16.8kgmを引き出すモーターはリアアクスルに配置され、後輪を駆動。エンジン駆動の前輪と合わせて、4WDとなる。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力231hp、最大トルク39kgmを獲得する。0~100km/h加速は7.4秒だ。

二次電池は、蓄電容量を増やしたリチウムイオンバッテリー。モーター単独でのEVモードの航続は最大110kmと、従来のおよそ1.8倍に増えた。このEVモードの効果もあり、76.9km/リットルという優れた燃費性能を実現している。

《森脇稔》

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