189系特急型電車最後の1編成が定期運行を終了…3月28日に長野-軽井沢間で記念列車

かつてはしなの鉄道にも乗り入れていたことがあった189系N102編成。3月28日に運行される記念列車でも乗入れする。
  • かつてはしなの鉄道にも乗り入れていたことがあった189系N102編成。3月28日に運行される記念列車でも乗入れする。
  • 189系の前面をモチーフにした記念入場券のデザイン。B型の大人用入場券13枚と白馬駅の子供用入場券1枚がセットになっている。
  • 189系 (AC)

JR東日本長野支社は2月14日、長野総合車両センターに配置されている189系特急型電車N102編成の定期運行を、3月16日に実施するダイヤ改正を機に終了することを明らかにした。

189系は、上野~長野・直江津間を信越本線経由で運行していた特急『あさま』の181系を置き換えるため、1975年5月に登場した特急型直流電車。現在は廃止されている横川~軽井沢間の急勾配(66.7パーミル)を越えるため、EF63形電気機関車との協調運転に対応した初の特急型直流専用電車で、1979年6月までに総勢155両が製造された。

特急では『あさま』のほかに、中央本線の『あずさ』などにも運用されていたが、北陸新幹線高崎~長野間が開業した1997年10月以降は、快速列車や臨時列車を主体に運用。中央本線でもE351系やE257系の登場により運用範囲が狭まり、近年では豊田車両センターに配置されていた車両が2018年4月までに引退。現存車はN102編成のみとなっていたが、3月16日のダイヤ改正では運用列車だった塩尻~長野間の『おはようライナー』が211系の快速列車に置き換えられることになり、定期運用から離脱することになった。

JR東日本長野支社ではN102編成の定期運行終了を記念して、3月28日に長野~軽井沢間で「ありがとう189系」と題した記念列車を運行する。時刻は長野11時05分頃発~軽井沢12時27分頃着・13時36分頃発~長野15時16分頃着。

300人を募集し、旅行代金は大人8900円・子供6900円。申込みは2月15日以降にJR東日本長野支社のウェブサイトに掲載する専用抽選申込書をハガキに添付し、発送する形となる。締切は3月1日(消印有効)で、当選は3月5日以降に通知される。1グループにつき4人まで申し込むことができる。

また、3月9~24日には記念の硬券入場券セットが茅野・上諏訪・岡谷・塩尻・松本・信濃大町・軽井沢・上田・長野の各駅で発売される。発売額は189系にちなんだ1890円で、発売数も1890セットとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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