日野 プロフィア、1万台をリコール 潤滑不良によりエンジン焼き付きのおそれ

改善箇所説明図
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日野自動車は2月7日、大型トラック『プロフィア』の原動機(ロッカサポート)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2017年6月6日~2018年8月19日に製造された1万555台。

原動機の動弁機構において、ロッカサポート部の給油穴位置が不適切なため、油路の隙間が大きくなることによりヘッドカバー内に必要以上のオイルが滞留し、ブローバイガスの通路を経由して燃焼室にオイルが廻り込むことがある。そのためオイルの潤滑不良でエンジンが焼き付き、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがある。

改善措置として、全車両、燃焼室にオイルが廻り込まないよう対策品を取り付ける。

不具合は65件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

《丹羽圭@DAYS》

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