トヨタ『ヤリス』(ヴィッツ)新型が、マツダ『デミオ』新型とプラットフォームを共有し、バッジ違いの同じフロントエンドを持つ可能性が高いことがわかった。2017年、トヨタはマツダと業務提携に関する合意書を締結しており、その可能性は十分あるだろう。
これは「Car and Driver」誌のインタビューで、北米トヨタのスポークスマン、ナンシー・ハベル氏が語ったものだ。同インタビューによると、断言はしていないものの、生産コストを削減するため、この2台はプラットフォームを共有し、フロントエンドを含むボディ全体に同じデザインを採用、異なるのはエンブレムだけという兄弟車となることを示唆したという。
パワートレインに関しては、『ヤリス リフトバック』から継承される1.5リットル直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力107ps、最大トルク1309Nmを発揮。6速MTと6速ATが組み合わされるという。
Spyder7スクープ班が昨年秋の段階で入手した情報による、2台の予想CGは全く別のフロントマスクだ。コストが抑えられるコンパクトカーとは言え、「ヴィッツ」も「デミオ」も20年以上販売されており、ブランドイメージが確立されているモデルのため、にわかには信じがたい。いずれにしても4月のニューヨークオートショーでその答えが出るはずだ。