フォードモーター、自動車デザインに3DのVRツール導入へ…空間に線を描く

フォードモーター、自動車デザインに3DのVRツール導入へ…空間に線を描く
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フォードモーター(Ford Motor)は1月29日、グラビティスケッチ(Gravity Sketch)と提携を結び、自動車のデザインに3DのVR(仮想現実)ツールを導入すると発表した。

通常、自動車のデザインは、スケッチから始まり、2Dの高品質なイラストを作成する。これらのレンダリングを評価した後、コンピュータでデータ化して、3Dモデルを制作する。そして、さらなるデザイン評価のために、バーチャルリアリティ環境で確認を行う。一連の作業には、数週間かかる。

グラビティスケッチは、デザイナーがVRゴーグルを装着し、専用のリモコンを使ったジェスチャーによって、3Dデザインを可能にするもの。VRゴーグルを装着したデザイナーから見れば、空間に線を描く感覚となり、効率的なデザインが可能になる。

フォードモーターは、仮想現実で設計し評価することで、開発期間を大幅に短縮できる可能性が高まる、としている。

《森脇稔》

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