シトロエン(Citroen)は1月25日、フランス・パリで2月6~10日に開催される「レトロモビル2019」(Retromobile 2019)において、シトロエンブランド誕生100周年を記念する特別展示を行うと発表した。
「レトロモビル」は、フランスで最大のクラシックカーイベントだ。シトロエンは1919年、アンドレ・シトロエン氏が立ち上げた自らの名を冠したブランド。シトロエンの最初のモデルが、1919年に発表された『Type A』で、排気量1323ccの4気筒エンジンを搭載し、最高速65km/hの性能を備えていた。
シトロエンはレトロモビル2019において、シトロエンブランド誕生100周年を記念する特別展示を行う。シトロエンを象徴する30台の歴史的モデルを出展する予定だ。30台は、市販モデル、レーシングカー、コンセプトカーが各10台ずつで構成される。
中でも市販車の10台は、Type Aをはじめ、『C3 5HP』、『Traction Avant』、『type H』、『2CV』、『DS 21 Pallas』、『メアリ』、『CX25 Prestige』、『C6』、『C5エアクロス』となる予定だ。
この他シトロエンは、レトロモビル2019のシトロエンブースの3Dツアーや、ブランドの歴史において最も象徴的なモデルを紹介する仮想ミュージアム、「シトロエン・オリジン」も立ち上げた、としている。