UDトラックス、新興国市場へ大型トラック新型クエスター を投入

UDトラックス 新型クエスター
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UDトラックスは1月24日、新興国市場向け大型トラック『クエスター』に、電子制御式トランスミッション「ESCOT(エスコット)」と最新テレマティクスを搭載し、販売開始すると発表した。

ドライバー不足は世界中で深刻化しており、新興国市場も例外ではない。南アフリカでは旺盛な輸送需要を満たすため、毎年新たに1万5000人のトラックドライバーが必要であると言われている。また運行管理費の約40%を占める燃料コストを低減することは、物流会社の事業経営に大きく影響する。

UDトラックスでは、新型クエスターを導入することで、こうした課題に直面する新興国市場の顧客に新たなソリューションを提供する。新型クラスターは、新興国市場向けトラックとしては初めて、電子制御式トランスミッション ESCOT を全車に搭載。これに加えて、車両の軽量化とドライブラインの改良により、現行車比10%の燃費改善を実現した。また ESCOT の高い操作性は女性ドライバーや経験の浅いドライバーの運転をサポート。高い輸送効率と生産性をもたらす。

また最新テレマティクスでは、車両の位置情報や運転操作状況、最適な運行ルートの提案、盗難防止、予防整備の提案、運行管理などのサービスを提供し、稼働率や生産性の見える化を向上。さらに各ドライバーの運転パフォーマンスのレポートを月次で提供し、より効率的な運転パフォーマンスと燃費向上を支援する。

《纐纈敏也@DAYS》

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