注目される動きも少なくない印象で、2018年チャンピオンの山本尚貴がDOCOMO TEAM DANDELION RACING(エンジンはホンダ)、シリーズ2位のN. キャシディはVANTELIN TEAM TOM'S(トヨタ)と、いずれもシーズン中とは異なるチームからのテスト参加に。オフのストーブリーグ激動化の予兆を感じさせている(同じくエンジニア等の移籍や異動もこのオフは活発化しそうな気配がある)。
近年はF1やF2との連携性が高まり、海外からも従来以上に熱い視線が注がれるようになったSF、今テストにも新顔の外国人ドライバー勢が多数エントリーしてきている。なかでも耳目をひく存在は、海外チームとも提携して活動することを最近発表したB-Max Racing team(ホンダ)から参加のハリソン・ニューウェイだろう。
初日午前セッションのトップタイムは、シーズン中と同じくITOCHU ENEX TEAM IMPUL(トヨタ)の20号車に乗った平川亮がマークした1分38秒210。DANDELIONの5号車で走った山本尚貴は1分38秒569で7位、TOM'Sの37号車で走ったキャシディは1分39秒028で10位だった(路面ドライ。なお、チェック走行にレインタイヤを使ったマシンもあり、一部写真にはそれも含まれる)。