FCAジャパンは11月22日、ジープ『コンパス』のパワートレインコントロールモジュールに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2017年10月14日~2018年8月8日に輸入された1187台。
パワートレインコントロールモジュールの制御プログラムが不適切なため、オートクルーズ作動時にモジュールの通信配線に障害が生じた場合、解除不能となることがある。そのため、意図せずに車両が加速するおそれがある。
改善措置として、全車両、パワートレインコントロールモジュールの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
不具合および事故は起きていない。本国メーカーからの情報により届け出た。
なお、本リコールは7月20日に届け出ているが、対象範囲の拡大が必要だったことが判明したため、再リコールを実施する。