【ダンロップ ウインターマックス02】凍結路面も安心の密着力、スムーズにドライブできるスタッドレスタイヤ

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ダンロップ ウインターマックス02 氷上&雪上試乗
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現代のスタッドレスタイヤに要求されるのは、氷上性能だけではない。ドライ路面やウエット路面でも優れた性能が求められるし、静粛性や乗り心地などの快適性能も大事だ。また、耐摩耗性や燃費に目を向ける人も少なくない。

ダンロップの自信作である「WINTER MAXX」(ウインターマックス)シリーズはモデルチェンジするたびに総合性能を高めてきた。そのダンロップ史上最高傑作スタッドレスタイヤが「ウインターマックス02」である。

新素材採用で柔軟性アップ

キャッチフレーズは「この超密着が、冬を変える。」だ。凍結路面でギュっと効くだけでなく、自慢の氷上性能の効きが長持ちする。そしてロングライフと、モチ・ロン・ギュの三拍子そろったハイスペック・スタッドレスタイヤだ。効きもちの性能向上に大きく貢献しているのが「液状ファルネセンゴム」の採用である。タイヤは、走行を続けることによって熱や圧力が加わり、ゴムの中から軟化剤の役目をするオイルが抜けてしまう。だから時間が経つにつれ、タイヤが硬くなってしまうのだ。

ダンロップの技術陣は、この弱点を解消するためにゴムの柔らかさを保つ軟化剤に、クラレが開発した新素材、「液状ファルネセンゴム」を採用した。独自技術を用いた新しい軟化剤は、ゴムのなかにあるポリマーと結合するから抜けにくい。長期間にわたってゴムのしなやかさを維持することができ、路面への密着性も保たれる。経年変化によってブレーキ性能は悪くなってくるのが一般的だが、ウインターマックス02は3年後、4年後でも性能低下が穏やかだ。
凍結路面でタイヤが滑るのは、氷の表面に水膜や目に見えない細かな凹凸があり、ゴムの接触面積が小さくなるからである。
そこで「液状ファルネセンゴム」を配合した超密着ナノフィットゴムは、コンパウンドのシリカの分散性を高め、低温下でも柔軟性を失わないことで、また、氷の凹凸への接触面積も増大させている。水を押し出して氷の表面にピタッと密着する密着度は大幅に高められた。ブロック剛性は高いし、凍結した路面でのグリップ性能もハイレベルだ。

ランド比を2%、「MAXXシャープエッジ」を17%も増量した「MAXXグリップパターン」と相まって氷上性能が向上しただけでなく、接地フィールも分りやすい。ちなみに氷上コーナリング性能は3%もアップしている。氷上ブレーキ性能も12%向上した。

ダンロップ ウインターマックス02 氷上&雪上試乗ダンロップ ウインターマックス02 氷上&雪上試乗

優れたグリップ性能と懐の深さ

ウインターマックス02を履いて雪道や氷結路を走ってみると、その実力の高さがよく分かる。歩くのにも苦労するほど滑りやすい氷上路でもハンドリングは素直だ。路面をグリップする能力は高く、凹凸のある路面でもしっかりと噛み、優れたグリップ性能と懐の深さを見せつけた。タイトコーナーでも優れたライントレース性を披露する。横滑りも最小で、踏ん張る。また、限界性能が高められているだけでなく、限界を超えてしまったときのコントロール性も良好だ。前輪が滑ったときも挙動の乱れは穏やかだから、ステアリングとアクセル操作で修正しやすい。ウインターマックス02は、応答レスポンスがよく、コントロールしやすいと絶賛された前作のウインターマックス01の性能を大きく超えた。

低ミューの氷結路で発進したときのトラクション能力も高いレベルにある。アクセルワークに気をつかうことなくスムーズな発進を見せた。また、難易度の高い氷上の坂道も挙動を乱すことなく登りきることが可能だ。ブロックのエッジも効果を発揮し、ブレーキの効きもよかった。ABSが介入したときも扱いやすく、制動距離も短くなっているように感じられる。快適性能も高められていた。走行中のノイズは小さい。しなやかな乗り心地も高く評価できるところだ。

氷上性能だけでなく圧雪路や滑りやすいシャーベット状の路面でもしっかりグリップする。気になるウエット路面でのブレーキ性能は優秀だ。ウインターマックス01と比べて4%向上させた。安心感は大きく違う。

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また、ロングライフもセールスポイントのひとつ。ウインターマックスシリーズは、コンパウンドに摩耗を促進する混ぜ物を少なくした高密度のゴムを使用した。摩耗のきっかけを減らすことで摩耗の発生を抑制する。ライフ性能は、評価の高かったウインターマックス01より伸びている。ウインターマックス02は乗用車用のスタッドレスタイヤだけではない。CUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)向けのウインターマックス02も用意されている。ウインターマックス02は、オールラウンドに使えるバランスのとれたスタッドレスタイヤだ。快適性も高い。

WINTERMAXX02の氷上性能を詳しく知りたい方はこちら

《片岡英明》

片岡英明

片岡英明│モータージャーナリスト 自動車専門誌の編集者を経てフリーのモータージャーナリストに。新車からクラシックカーまで、年代、ジャンルを問わず幅広く執筆を手掛け、EVや燃料電池自動車など、次世代の乗り物に関する造詣も深い。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

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