住友ゴム工業が、8月8日に開幕した「アジアクロスカントリーラリー2025」に参戦する「TOYOTA GAZOO RACING THAILAND」にダンロップタイヤを供給。昨年度の優勝に続く連覇に、チームと共に挑む。
アジアクロスカントリーラリー(AXCR)は、国際自動車連盟(FIA)公認のアジア最大級のクロスカントリーラリーで、1996年の初開催以来、毎年8月頃に開催されている。記念すべき第30回大会となる今年のラリーは、昨年に引き続きタイ国内でスタート・ゴールが設定され、アジアならではの多様な地形、自然環境、気象条件のもとで実施される。
今大会では、総走行距離が昨年から1000km以上延び、約3247kmに及ぶ過酷なコースが設定されており、8日間の日程で熱戦が繰り広げられる。
住友ゴム工業は、昨年に続き、前回王者チームであるTOYOTA GAZOO RACING THAILANDとタッグを組み、この厳しいラリーに挑む。同チームは今大会に3台の車両を投入し、いずれもダンロップ「GRANDTREK(グラントレック)」を装着して参戦する。
装着されるタイヤは、昨年からトレッドパターンを見直し、耐久性と走破性をさらに強化。都市部のアスファルト路面から山岳部のダート路、そして密林のマッド路といった、起伏の激しいあらゆる路面や突然の天候変化にも対応できるよう、パフォーマンスをアップ。過酷なラリー環境においても昨年に続くタイヤトラブルフリーでチームを支える。
