【青山尚暉のわんダフルカーライフ】愛犬との遠出、どんなことに気をつけるべき?

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【青山尚暉のわんダフルカーライフ】愛犬との遠出、どんなことに気をつけるべき?
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もうすぐ秋。愛犬とドライブするのにふさわしい季節の到来です。しかしながら、愛犬と遠出する際は、快適・安心なドライブを楽しむための計画、準備、気づかいが必要です。

毎月のようにラブラドールレトリーバーのマリアとジャックラッセルのララを連れ、あちこち遠出するのが大きな楽しみであり、仕事でもあるわが家。犬の飼育歴&犬とのドライブ歴25年以上の経験、ドッグライフプロデューサーとしての立場からまず言えるのは、計画が最重要ポイントということです。

犬連れのドライブは3時間まで

まず目的地選びですが、人間中心ではなく、愛犬がストレスなく移動でき、楽しめる場所を選ぶこと。犬をクルマに乗せて移動するのに適切な時間は最大3時間までと言われています。東京を起点にすれば、約250kmの距離(渋滞など考慮しない場合)。まだまだ残暑きびしいこの季節なら、すこしでも涼しい高地、避暑地、東に向かうのが正解。例えば東京から北東に向かうなら、東北自動車道・白河ICから約30分の距離にある、愛犬が思う存分楽しめる一大ドッグリゾート「エンゼルフォレスト那須白河」あたりが限界になるでしょうか。

で、目的地を決めたとしましょう。最初に行うべきは、愛犬のドライブによるストレスを最小限に押さえるための休憩ポイントをチェックすること。高速道路を利用するなら、愛犬をクルマから降ろし、お散歩し、排泄し、自由に走り回れるドッグランのあるSAを探しましょう。東北自動車道 下り線の場合、白河ICまででドッグランのあるSAは佐野、那須高原SAの2か所。また、上河内SAはドッグランこそないものの、ベンチのある緑地が広く、犬とお散歩するのにぴったりなSAです(ペット用ごみ箱もあり)。

目的地まで約3時間のドライブだとすると、ちょうどいいのは、佐野、那須高原SAではなく、中間地点の上河内SAが休憩ポイントとしてより適切ということになります。

ランチの場所、体調管理も忘れずに

出発時間にもよりますが、途中、愛犬といっしょにランチをするのであれば、ランチスポットもあらかじめ調べておき、予約しておけば完璧です。愛犬店内同伴可能なお店が理想的ですが(特に暑い日、寒い日、雨の日)、テラス席のみ愛犬同伴可のところでもまぁ、いいでしょう。過去、アテにしていた愛犬と入れるお店がちょうど臨時定休日で右往左往したことがあり、行き当たりばったりだと、まともなランチにありつけなかった経験を踏まえての注意点です。少なくとも、どこにどんな愛犬と入れるお店があるかはチェックしておきたいですね。そうすれば、愛犬連れドライブは一段と快適になるはずです。

そうそう、しっかりと事前計画、準備をした上で、もうひとつ注意したい点があります。それは愛犬の体調管理。ドライブの前々日ぐらいからいつもより注意深く、愛犬の様子を観察しましょう。もし、体調が悪そうなら獣医さんに見てもらい、最悪、ドライブ旅行を中止する勇気・決断も必要です。ドライブ途中、愛犬になにかあると、想像以上に大変なことになるからです。

また、愛犬の体調が良くても、出発前のお散歩が欠かせないのはもちろん、朝ごはんは出発1時間以上前に食べさせること。食後、すぐにクルマに揺すられると、車酔いの原因になる可能性が…。

平坦な道を選び、愛犬に優しいドライブを

ちなみに、東京から伊豆方面に向かう場合、アクセスとしては東名高速→小田原厚木道路を経たあと、その先、海沿いの国道135号線の1本道を延々と走るルート、混雑時に海沿い135号線の渋滞を避けられる箱根ターンパイク→伊豆スカイライン、つまり山道のふたつの選択肢がありますよね。

たしかに山道を選べば渋滞はある程度回避できるのですが、車内でどこかにつかまれない犬にとって山道は体を支え続けるストレス、車酔いの原因になりがち。わが家では渋滞を避けた時間帯に出発するとともに、できるかぎり平坦な道、つまりこのケースでは小田原から海沿いの国道135号線をひた走るルートを、愛犬のためにあえて選択しています。

青山尚暉|モータージャーナリスト/ドッグライフプロデューサー
自動車専門誌の編集者を経て、フリーのモータージャーナリストに。自動車専門誌をはじめ、一般誌、ウェブサイト等に寄稿。自作測定器による1車30項目以上におよぶパッケージングデータは膨大。ペット(犬)、海外旅行関連の書籍、ウェブサイト、ペットとドライブ関連のテレビ番組、ラジオ番組の出演、イベントも手がけ、愛犬との安心快適な自動車生活を提案するドッグライフプロデューサーの活動、自動車用ペットアクセサリーの企画・開発も行っている。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《青山尚暉》

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