2020年までの実用化を目指して、EVの開発に着手した世界的な家電メーカー、ダイソン。同社が、この新型EVに関連する可能性のある名前を商標登録していたことが分かった。
これは、EUIPO(欧州連合の知的財産庁)が公表しているデータから明らかになったもの。ダイソンが8月中旬、欧州で「デジタルモーター」の名前を、商標登録したことが記されている。
ダイソンのデジタルモーターといえば、もともと掃除機用の技術。例えば、「デジタルモーターV4」は、直径85mmの世界最小クラスの1150Wモーター。毎分最大11万回転が可能で、従来型のモーターに比べて、最大3倍の回転数を実現した。
今回、デジタルモーターを欧州で商標登録していたダイソン。EUIPOによると、この名称を適用するカテゴリーのひとつが自動車となっており、ダイソンが開発を進めている新型EVに関連する名前を、新たに商標登録した可能性もある。