スズキ 長尾常務「油断せずに開発投資強化」…第1四半期営業利益は37%増で最高に

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スズキ 長尾正彦常務役員
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スズキが8月2日に発表した2019年3月期の第1四半期(4~6月期)連結決算は、営業利益が前年同期比37%増の1165億円と、。この期では過去最高になった。主力のインドでの四輪車販売が大幅増で最高を記録した。通期予想は据え置いた。

第1四半期の四輪車グローバル販売は16%増の86万2000台と、この期では前年に続いて過去最高になった。『スイフト』やSUVの『ビターラ・ブレッツァ』などが好調なインドが26%増の46万台となったほか、登録車が堅調な日本も9%増と高い伸びを確保した。

為替は1ドル109円で前年同期からは2円の円高となった。またインドルピーも円高となり他通貨も含めた為替変動による営業減益影響は41億円になった。しかし、販売増や車種構成の変化などによる営業増益効果が原材料費の上昇も吸収して420億円に及んだ。売上高は14%増の9875億円、純利益は31%増の859億円で、いずれも過去最高だった。

高水準の販売が続いているが、通期の四輪車販売計画は329万9000台(前期比2%増)としている期首数値を据え置いた。このうち、インドは6%増の約175万台を計画している。通期業績も営業利益3400億円(9%減)、純利益2050億円(5%減)としている従来予想を維持した。

都内で記者会見した長尾正彦常務役員は、第1四半期の業績について「四輪車の世界販売が過去最高となり、アジア、日本、欧州の損益改善が増益に寄与した」と評価した。一方で、最高益のスタートにもかかわらず、通期予想を据え置くことに関しては「まだ第1四半期である。われわれは油断せずに研究開発費を強化し、周回遅れを挽回しなければならない」とし、次世代技術や新製品開発の投資に注力する方針を示した。
《池原照雄》

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