黒山健一、ヤマハ「TY-E」で初挑戦・初優勝 トライアル世界選手権 電動クラス開幕戦

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黒山健一&ヤマハ TY-E
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7月14~15日、トライアル世界選手権 トライアルE(電動)クラス開幕戦がフランスで行われ、電動トライアルバイク「TY-E」で参戦したヤマハの黒山健一選手が初挑戦、初優勝を飾った。

TY-Eは最適な剛性と電池格納スペースを確保しながら軽量化を突き詰めたCFRPモノコックフレームに、高回転型の小型高出力モーターを搭載。最適化されたフライホイール、瞬発力とコントロール性を確保するメカニカルクラッチなどにより、優れた走破性を実現する。また、ダイナミックなライダーアクションを妨げない限界まで突き詰めたスリムなポリゴン形状のボディを採用している。

黒山選手とTY-Eは、14日の予選をトップで通過すると、翌日の15セクション×2ラップでの決勝は、1ラップ目に黒山選手がオールクリーンでトップに立つと、2ラップ目も減点1を2回に抑え、減点2/クリーン28という成績で終了。ライバルとわずか減点2という接戦を制し、TrialEクラス初参戦にして初優勝を飾り、ランキングトップに立った。

優勝した黒山選手は、「このシリーズを勝利でスタートさせることができてとてもうれしく思う。高速セクションと厳しいクライミングが混在しているコース設定だったが、この電動トライアルバイクTY-Eは全体的に高いパフォーマンスを発揮してくれとても満足だ」とコメントしている。

トライアルEクラスの第2戦(最終戦)は、7月21~22日のベルギーGPで行われ、黒山選手とTY-Eは2018シーズンのチャンピオンを目指して引き続き参戦する。

《纐纈敏也@DAYS》

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