ボルボカーズは6月7日、2028年までの今後10年間の中期経営計画を発表した。
ボルボカーズは2017年夏、2019年以降に発売される全てのボルボ車に電動モーターを搭載し、電動化を将来の事業の中心に据えると発表。全モデルに、EV、プラグインハイブリッド車(PHV)、マイルドハイブリッド車をラインアップする計画を公表していた。
今回、ボルボカーズが発表した中期経営計画では、2028年までに年間売上げの半分を電動車から得る方針。また、新車販売の3分の1を、自動運転技術を搭載した車両としていく。
さらに、全販売台数の半分に、サブスクリプション(利用期間に応じて料金を支払う方式)サービスを設定。高性能電動ブランドのポールスターで導入したサブスクリプションは、デポジットなし、諸費用などすべて込み。引き取り、配送サービス、代車貸し出しが追加され、すべてまとめての月払いになる。
ボルボカーズは、今後10年間で500万人以上の顧客を獲得。新たな収益源を創出するために、顧客との関係を変えていく。これにより、コネクテッドサービスやその他のサービスを導入する可能性がさらに高まる、としている。