100万本のバラとホンダの芝刈機で“インスタ映え”…国際バラとガーデニングショウ開催[新聞ウォッチ]

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バラとガーデニングショウ2018
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年5月21日付

●省庁データ西暦に統一、政府方針、改元時の改修費減(読売・1面)

●内閣支持3%増42%働き方法案、今国会で25%、本社世論調査(読売・1面)

●中国。米から輸入増合意、米中摩擦鎮静化の方向(朝日・1面)

●来場者も植栽に参加、国際バラショウ、ライブガーデン(毎日・25面)

●夏ボーナス4.62%増、本社中間集計、82.9万円、大幅増目立つ、人材獲得競争激しく(日経・1面)

ひとくちコメント

昭和の流行歌として多くの歌手によって歌い継がれてきた曲名のように、5月といえば、バラの最も美しい季節でもある。

その世界のバラとガーデニングを一堂に披露する「第20回 国際バラとガーデニングショウ」が、埼玉県所沢市のメットライフドーム(旧西武プリンスドーム)で5月23日まで開催している。

1999年に日本初の本格的なバラとガ―デ二ングの祭典として開かれて以来、今年は20周年という節目の年。広々としたドーム内には、色彩と香りに満ちた世界中の美しいバラ、約1000品種100万本のほか、園芸や造園のスペシャリストらが提案する”テーマパーク”のモデル展示なども行われている。

家庭菜園やガーデニング向けに、小型の蓄電機やガスパワー耕うん機などのパワープロダクツ事業に取り組むホンダも毎年、この国際バラショウに出展。今回はシルバーエイジの趣味的でボタニカル(植物由来)な暮らしぶりをテーマに、家屋やお気に入りの家具や道具などを大切に使用し、そうした味わいを楽しむ伝統的な欧州でも「南仏のブロカントなライフスタイルを表現した」(デザイン監修の伊藤きみえガーデナー)という。


美しい緑の芝生の庭園とバラや草花に囲まれたホンダのブースでは、モビリティとしては広い室内空間の軽自動車『N-BOX』と、手軽に移動できる『スーパーカブ50』のほか、自動で芝を刈り取るロボット芝刈機『Miimo』や最新モデルの乗用芝刈機なども展示。

ロボット芝刈機は複雑な形や傾斜のある庭でも芝を確実に刈り取れるのが特徴で、ブースではわざわざ傾斜したデザインの芝生の庭でデモ運転を行っている。とくに公園などの緑化管理に適した乗用芝刈機は、一般の来場者は目にすることが珍しいため、“インスタ映え”の人気スポットにもなっている。


また、ホンダブース内の家屋の建築材料をモルタル造形で表現しているほか、インテリアやエクステリアも特殊なチョークペイントでアンティークに仕上げるなど、さりげなくこだわった演出を施している。

「夢」と「遊び心」はホンダの原点でもあるが、最近の二輪や乗用車のイベントよりも、国際バラショウのブースでは、少なからずその伝統が引き継がれているようで“ホンダらしさ”が伝わってくる。

《福田俊之》

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