コンチネンタルは5月17日、米国のデジレンズ社への出資を拡大し、次世代ヘッドアップディスプレイ(HUD)の開発を強化すると発表した。
デジレンズ社は、米国カリフォルニア州シリコンバレーに本拠を置く。ホログラフィック投影技術を得意とし、自動車および家電アプリケーション向けテクノロジーの開発を手がけている。
すでに両社は、ホログラムヘッドアップディスプレイを共同開発。既存製品と比較して、3分の1にまでコンパクト化。これによって、取り付けの省スペース化を実現すると同時に、関連情報を、より大きく表示することを可能にした。
今回コンチネンタルは、デジレンズ社への出資を拡大し、次世代ヘッドアップディスプレイの開発を強化すると発表。次世代ヘッドアップディスプレイは、視野を倍増させることが可能。AR(拡張現実感)アプリケーションの表示に必要なディスプレイ面積を大幅に拡大しつつ、コンポーネントのサイズを従来6分の1までコンパクト化する。
コンチネンタルは、ヘッドアップディスプレイのコンポーネントサイズを小型化することは、市場に革命を起こす可能性を秘めている、としている。
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