鈴鹿10時間耐久の木曜、出場マシンの公道パレードを実施…土日は「泡トラ」併催

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公道パレードのイメージ(2017年スパ24時間)。
  • 公道パレードのイメージ(2017年スパ24時間)。
  • 公道パレードのイメージ(2017年スパ24時間)。
  • 公開車検を含むイベントのイメージ(2017年スパ24時間)。
  • 鈴鹿市の末松則子市長と、モビリティランドの山下晋社長。
  • 鈴鹿市の末松則子市長と、モビリティランドの山下晋社長。
  • 8月23日の鈴鹿モータースポーツフェスティバルでは、クロスバイクのパフォーマンスも披露される予定。
  • 「泡パーティー」+「デコトラ」=「泡トラ」が鈴鹿10時間耐久と“併催”される。
  • 日本独自の文化、デコトラが泡パーティーと組み合わさる。

4月22日、鈴鹿サーキットと鈴鹿市が、スーパーフォーミュラ開幕戦開催中の同サーキットにて合同記者会見を実施。今年8月に初開催される4輪の鈴鹿10時間耐久のレースウイーク木曜日に、サーキット周辺でレース参戦マシンの公道パレードが実施されること等が発表された。

従来の鈴鹿1000kmレースのコンセプトを受け継ぎつつ、今年2018年から始まる「鈴鹿10時間耐久レース」(通称:鈴鹿10H、8月26日決勝)は、「新たなGT世界一決定戦」と銘打たれたレースイベント。既に国内外の強豪チームから30台のGTマシンの正式エントリーが決まっている(鈴鹿サーキットによれば、最終的には50台に近づく見込み)。

「市」と「サーキット」、“両鈴鹿”が4月22日に行なった合同会見には鈴鹿市の末松則子市長と鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドの山下晋社長が登壇。このレースを地域全体で「4輪レースの夏祭り」的にショーアップしていく方針と施策の数々が公表された。

鈴鹿10Hのレースウイークは8月23日(木)に特別スポーツ走行、24日(金)に夜間ランを含むフリー走行、25日(土)に公式予選、そして26日(日)の午前10時に10時間レーススタートという流れになるが、23日にはウエルカムイベントとして「鈴鹿モータースポーツフェスティバル」が市内のイオンモール鈴鹿で開催される。そして鈴鹿10H参戦レーシングカーによるパレードが、サーキット道路と通称される公道で実施されることも決まった。モータースポーツ都市宣言をしている鈴鹿市ならではのプログラムといえるだろう。

公道パレードは鈴鹿サーキット~イオンモール鈴鹿の往復約6.6kmが舞台。また、イオンモール鈴鹿の特別イベント広場では一部のパレード参加車両の展示、公開車検などが行なわれる予定となっている。その他、鈴鹿市を拠点とする4輪、2輪のチームのレースマシン展示や、クロスバイクのビッグジャンプ パフォーマンスも実施予定。

8月23日は鈴鹿市民デーとして、鈴鹿サーキットは市民の入園が駐車料金を含めて無料になるなど、市とサーキットが一体になってレースウイーク初日を盛り上げていく(市民向けの鈴鹿10H=25~26日特別観戦券等も販売される)。

さらに、モータースポーツファン以外にも鈴鹿10Hというレースイベントを強く訴求していくため、25~26日には鈴鹿サーキット内で「泡トラ」も併催される。これは、クラブの世界的メッカとされるイビサ島生まれで東京育ちという「泡パーティー」と、日本独自文化である「デコトラ」(デコレーショントラック)が組み合わさって、新形態「泡トラ」を創出する、とのことだ。

「レースファン以外の方々に向けて、新たなレースの楽しみ方も提案していきたい」という山下社長の言葉通り、鈴鹿10H初回大会は新機軸満載での開催となる。(((

スモールRSコンセプトは、ホンダらしいスポーティな走りが楽しめ、高い安全性も備えたコンパク…
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《遠藤俊幸》

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