廃止まで残りわずかとなったJR西日本三江線…沿線で「ありがとう三江線」イベント 3月31日

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三江線の最終到着列車は、全線を走る三次発の9430Dで、江津に21時27分に到着。江津駅ではその後に花束贈呈が行なわれる。
  • 三江線の最終到着列車は、全線を走る三次発の9430Dで、江津に21時27分に到着。江津駅ではその後に花束贈呈が行なわれる。

4月1日の廃止まで残りわずかの運行となったJR西日本三江線(江津~三次間108.1km)。最終運行となる3月31日には、島根県内の沿線で「ありがとう三江線」と題したイベントが開催される。

邑南町(おおなんちょう)では、口羽(くちば)駅と宇津井駅で10時から16時まで開催。ホームが地上から20m上にあることから「天空の駅」と言われている宇津井駅では、18時から21時までライトアップが行なわれる。当日は9時から17時まで口羽駅~宇津井駅間で無料シャトルバスがおよそ1時間間隔で運行される。

川本町では、石見川本駅で12時から20時30分まで開催され、19時40分からは最終列車を手旗で見送るセレモニーを行なう。

美郷町では、16時から21時頃まで浜原駅周辺で開催。21時からは最終列車の到着に際しておわかれセレモニーを開催する。

なお、3月31日の三江線最終列車は、三次~浜原間が三次19時34分発浜原行き、浜原~江津間が浜原19時03分発(三次17時02分始発)江津行きで、一番最後に列車が到着する江津駅では、19時08分発の下り最終列車、21時27分着の上り最終列車の際に花束贈呈が行なわれる。また、江津市内では、パレットごうつで12時から16時30分までイベントが開催される。

また、三江線のラッピング列車『三江線神楽号』は、3月28~31日に各日3本を運行する。時刻は、江津5時53分発~三次9時21分着・10時02分発~石見川本12時18分着・13時45分発~江津14時54分着。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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