EVやPHEV、ホットプレートや電気ポットが本当に使えるのか JAFが試してみた

エコカー EV
5時間でお湯が何回沸かせるかを検証(イメージ)
  • 5時間でお湯が何回沸かせるかを検証(イメージ)
  • 実験で用いた家電製品(7種類)
  • お湯が何回沸かせるか
  • ACコンセント
  • テスト車(左からEV、PHV、HV、一般的な車)
  • どんな家電を使えるか
  • 一般的の車で、インバーターの定格出力内で家電製品を使用(イメージ)
  • 一般的の車で、インバーターの定格出力内で家電製品を使用(イメージ)
JAF(日本自動車連盟)は、災害時の電源供給として注目されている電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、さらにハイブリッド車(HV)、一般車で、家電がどの程度使えるのかを検証し、その結果を発表した。

今回の実験では、日産『e-NV200』(EV)、トヨタ『プリウスPHV』(PHEV)、ホンダ『オデッセイ』(HV)、スズキ『スイフト』(一般車)の4台を、家電はスマホの充電器(5W)、電気毛布(80W)、ランプ(100W)、電気ストーブ(400W/800W)、電気ポット(430W/1250W)、ホットプレート(1350W)の6種類を用意。まずは、どんな家電が使えるかを4台でテストした。なお、一般車には大容量バッテリーとACコンセントが装備されていないため、インバーター(定格出力1000W)をバッテリーに直接つないで検証した。

検証の結果、EV、PHV、HV(エンジン始動が前提)では、最も消費電力の高いホットプレートまで使用できた。一方、一般車は、インバーターの容量次第で使用できる家電は変わるが、バッテリーの容量が小さいため、エンジンをかけずに長時間使用できる家電は限定されることがわかった。

次にEV、PHV、HVの3台で、1250Wの電気ポット(1.2リットル)を使って、5時間の間に何回お湯が沸かせるのかを検証した。EVとPHVは事前にバッテリーを満充電にし、HVは充電器による充電ができないため、テスト開始時のバッテリー残量(3分の2)で開始した(気温7度、水温6度)。その結果、EVは30回お湯を沸かした後でも、バッテリーは3分の2程度残っていた。PHVはエンジンを始動せず27回お湯を沸かせたが、28回目の途中でエンジンが始動。HVはバッテリーの容量が小さく、充電量も3分の2程度だったため、1回しかお湯を沸かすことができなかった。

検証の結果、一般車は消費電力が大きめの家電を長時間使うことはできなかったが、EVやPHVは災害時の電源として活用できることがわかった。
《纐纈敏也@DAYS》

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