【SUPER GT】Audi Team Hitotsuyama、今年もR8 LMSでGT300クラスに参戦…鈴鹿10耐にも挑戦

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#21 Audi R8 LMS
  • #21 Audi R8 LMS
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  • リチャード・ライアン
  • 富田竜一郎(左端。写真は2015年)
  • 今季のGT300を戦う#7 D'station Porsche。
21日、「Audi Team Hitotsuyama」が今季もSUPER GTシリーズ/GT300クラスに参戦することを発表した。マシンは「アウディ R8 LMS」、タイヤはダンロップを継続使用、ドライバーは陣営在籍7年目のリチャード・ライアンと新加入の富田竜一郎のコンビになる。

Audi Team Hitotsuyamaは今季もアウディジャパンとのパートナーシップを継続し、R8 LMSでGT300クラスを戦う(車番は21)。セミワークスに近いと言っても過言ではないレベルの強力なチーム体制、その根幹は変化しないが、エースであるライアン(元フォーミュラ・ニッポン王者にして元GT500王者)のパートナーには新しく富田が加入することとなった。

29歳の富田は2015年には同年のGT300王者陣営となる「GAINER」で同年最強だったGT-Rを駆り、全戦出場ではなかったが優勝を経験するなどしている。ダンロップでのGT300レース経験も多く積んでおり、Audi Team Hitotsuyamaにとっては期待の即戦力である。

さらにチームは、ライアン、富田に続く“Cドライバー”として昨季FIA-F4シリーズ9位の篠原拓朗(23歳)をチームに帯同させる。モータースポーツ界の将来を担う若手の育成にも注力していく方針だ。

Audi Team Hitotsuyamaは昨季からグランバレイ株式会社をデータ分析パートナーとしており、今季はそのデータ活用をさらに進めて、戦略面で「常にライバルの一歩先をいく体制の構築」を目指すという。2016年はシリーズ3位となったが昨季は最終戦の8位が最高という不本意な成績に甘んじただけに、富田の加入とデータ&戦略面のさらなる拡充で、Audi Team Hitotsuyamaは今季、大幅な巻き返しを狙う。目標は「再びシリーズチャンピオン争いに加われるチームになること」だ。

なお、今季のSUPER GT/GT300クラスは30台の年間エントリーによって争われるものと見られ、Audi Team Hitotsuyama以外にも既に体制発表をしたチームがいくつかある。日本プロ野球や米メジャーリーグで活躍した元投手、大魔神こと佐々木主浩さんがチーム総監督を務める「D'station Racing」も、#7 D'station Porscheで藤井誠暢/スヴェン・ミューラーのコンビが戦うことを発表済み(タイヤはヨコハマ)。

また、今季のGT300クラス参戦陣営には、新しく始まる「鈴鹿10時間耐久レース」(8月26日決勝)への参戦も視野に入ることとなり、Audi Team HitotsuyamaとD'station Racingは実際に鈴鹿10耐参戦の意向を表明している。D'station Racingは2台体制になる可能性もあるようだ。

他にもNSXやGT-RのGT3仕様車、「メルセデスAMG GT3」などを走らせる陣営から鈴鹿10耐への参戦意思表明がいくつか出ている。第1次エントリーは2月中に締め切られ、3月上旬には最初の暫定エントリーリストが発表される予定。SUPER GT同様、こちらも今後の動向が注目されるところだ。

2018年のSUPER GTシリーズは4月7~8日に岡山国際サーキットで開幕。その前の3月には岡山(17~18日)と富士スピードウェイ(24~25日)で公式合同テストが実施される。
《遠藤俊幸》

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