ボルボカーズは11月22日、ベルギー工場において、新型コンパクトSUV『XC40』の量産第一号車がラインオフした、と発表した。
XC40は、ボルボカーズのSUVラインナップにおいて、中型SUVの『XC60』の下に位置する小型SUV。ボルボカーズは急成長を遂げているプレミアムコンパクトSUV市場に、XC40で参入する。
XC40の車台には、ボルボカーズが新開発した小型車用の新世代プラットフォーム、「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」を初めて採用。外観のデザインには、新型XC60や『XC90』同様、最新ボルボのデザイン要素を取り入れた。
11月21日、ベルギー工場からXC40の量産第一号車がラインオフ。ボルボカーズはここ数年、ベルギー工場に投資を行い、XC40の生産に備えてきた。たとえば、363台の新しい大型ロボット「ザ・ビースト」をインストール。ザ・ビーストは、車体下部を工場の天井に近いベルトコンベアに持ち上げる独特の製造システムのために使用される。
なお、ボルボカーズによると、XC40の世界受注はすでに、1万3000台を超えているという。