完全自動運転車で農業、コンチネンタルが2025年の導入めざす

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コンチネンタルが2025年の導入を目指す農業用の完全自動運転車
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コンチネンタルは11月10日、農業用の自動運転車の開発を強化し、2025年から最新コネクト機能を搭載した完全自動運転車両を導入すると発表した。

コンチネンタルが考える未来の農場では、収穫期の畑で一日に15時間を費やす必要がない。代わりに農家は、一括して収穫プロセス全体を制御および監視する時代になると想定する。

農業分野に2025年から、最新コネクト機能を搭載した完全自動運転車両を導入するという目標を達成するため、コンチネンタルは自動車エンジニアが持つ自動運転技術に関する専門知識を応用。そのノウハウを、農業用の完全自動運転車の開発に反映させていく方針。

コンチネンタルによると、将来的には、農地の特性に関するデータが常に利用できるようになり、このデータを生かした高精度な農業が可能になるという。また、外部の研究では、対応するハードウェアとソフトウェアを含めた精密農業の市場は、2020年までに約12%増の約45億ユーロに拡大するとの試算もある、としている。

《森脇稔》

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