【アウディ Q5 試乗】いちいち女性にささる…岩貞るみこ

試乗記 輸入車

アウディ SQ5とQ5
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デザインを忠実に再現するために、丁寧にプレスされて作り出された滑らかなライン。どの角度から見ても破綻しない美しさは、アウディ・デザインの得意とするところだろう。

ドアを開けたときに手に伝わる重さと、閉めたときに外気を遮断する密閉感が、精密機械のような作りこみを彷彿させる。見るだけで伝わる重厚感。どっしりとした重さを想像させるボディのボリューム。そしてエンジンをかけて走りだすと…あら? 軽い? ちょっと待った。これまで身構えていた自分はなんだったのか? Q5の走りは、肩透かしを食らうほど軽かったのである。

エンジンは、2リットル。直4のインタークーラー付きダーボで、最大トルクは370Nm。加速もさることながら、特に軽さを感じるのはワインディングだ。右へ左へとハンドルをきると、ひらりひらりとかわしていく。なんでしょう、このスムーズさは。思わず口元が緩んでしまう。

エンジン部分が重いと、右へ左へと連続したコーナーを走るとき遠心力がかかって、なかなか次のコーナーに向かって行ってくれないものだが、直4エンジンのコンパクトさがなせる技といえる。同じタイミングで試乗した3リットル・V6エンジン搭載の『SQ5』は、ずしりとしたハンドルの手ごたえと同時に、パワーとトルクでぐいぐいコーナーに向かっていく印象だが、こちらのQ5は、軽さを武器にしなやかな身のこなし。女性には、大変お勧めな乗り心地といえる。

このところのアウディは、駐車するときにナビ画面が切り替わって映し出される車両前方&後方の映像がものすごくきれいだ。カメラの性能がよくて、気持ちのいい場所にある広場で青空なんて写りこんだ暁には、そのままインスタグラムにアップしたいくらいだ。こういうところも、いちいち女性にささる部分である。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家
イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に取材するほか、最近は ノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。レスポンスでは、アラフィー女性ユーザー視点でのインプレを執筆。9月よりコラム『岩貞るみこの人道車医』を連載。
《岩貞るみこ》

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