次は「コカ・コーラ」色…しなの鉄道が復刻塗色実現にクラウドファンディングを活用

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復刻される115系「コカ・コーラ」色のイメージ。1987年に登場した「コカ・コーラ」色の115系は、現在、しなの鉄道で運用されている「イイヅナ」のラッピングが施されているS11編成だった。復刻されるのは色のみで、「コカ・コーラ」のロゴとキャッチコピーは現行のものが使われる。
  • 復刻される115系「コカ・コーラ」色のイメージ。1987年に登場した「コカ・コーラ」色の115系は、現在、しなの鉄道で運用されている「イイヅナ」のラッピングが施されているS11編成だった。復刻されるのは色のみで、「コカ・コーラ」のロゴとキャッチコピーは現行のものが使われる。

長野県のしなの鉄道は、115系電車を赤い「コカ・コーラ」色に塗り替えるためのインターネット募金(クラウドファンディング)を実施している。

「コカ・コーラ」色の115系は、JR東日本の発足からまもない1987年5月に登場し、およそ4年間運行された。

現在のしなの鉄道線(軽井沢~篠ノ井間)にも入線した実績があることから、すでに「初代長野色」「湘南色」「横須賀色」という復刻塗色を実現したしなの鉄道でも「コカ・コーラ」色の復刻が検討されたが、「計画外かつ早期の塗色変更」が必要となったことから、同社としては初めて、クラウドファンディングによる資金調達を図ることになった。

クラウドファンディングは、国内最大手の「CAMPFIRE」で実施されており、目標額は290万円。10月17日時点で7割ほどの支援が集まっている。締切は12月17日。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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