ホンダは CEATEC JAPAN 2017 に出展し、水から水素を生成することができる『スマート水素ステーション』を展示した。燃料電池車の普及には、水素ステーションのインフラ整備が不可欠だが、ホンダの提案は、水から水素を取り出すことができるコンパクトな水素ステーション。コアとなる水素取り出し装置『パワークリエイター』は、ホンダが開発した。スマート水素ステーションは、水を補給すればいいので、水素そのものを運ぶよりもリスクやコストの面で有利だ。ただし制約があり、担当者によると「スマート水素ステーションは、第二種高圧ガス製造者に分類され、水素の生成は1日2.5kgまでと決められています」という。(同社の)『クラリティFCV』は1回のチャージで5kgほど入るため、使い方に工夫が必要だ。ただ、設置が簡易なため仙台市や倉敷市などの自治体では設置事例があり、今後も使い方次第では設置事例が増えていくことだろう。CEATEC JAPAN 2017 は、10月3日から6日まで、千葉市の幕張メッセにて開催中だ。
アルプスアルパインが「デジタルキャビン」を初展示、ブレード構成で統合ECUを実現するHPRAも…CEATEC 2020 2020年10月22日 CEATEC 2020では、アルプスアルパインが「デジタルキャビン」と…