米国のEVメーカーのテスラと電動化を急速に加速させているドイツの自動車大手、ダイムラー(メルセデスベンツ)。電動化への投資を巡って、両社がネット上で舌戦を繰り広げた。
事の発端は9月26日、テスラのイーロン・マスクCEOのツイート。ダイムラーは9月21日、米国でのEV生産に10億ドルを投資すると発表。マスクCEOはこれを、「ダイムラー/メルセデスのような大企業としては、投資額がひと桁少ない」と批判したのだ。
これに対して9月26日、ダイムラーはさっそくツイート。「たしかにひと桁少ない。10億ドルはバッテリー生産に関する投資、次世代EVへの投資は100億ドルだ」と、マスクCEOの批判に反論している。
かつては資本提携を結んでいたテスラとダイムラー。しかし現在、この提携は解消されており、両社はEVの分野でライバル関係にある。
ダイムラーの米国EV投資を批判したテスラのマスクCEOThat's not a lot of money for a giant like Daimler/Mercedes. Wish they'd do more. Off by a zero.— Elon Musk (@elonmusk) 2017年9月24日
テスラのマスクCEOによる批判に反論するダイムラーYou're absolutely right @elonmusk. Here the missing zero: Investing >$10bn in nxt gen EVs & >$1bn in battery prod.https://t.co/Tk747isWAc
— Daimler AG (@Daimler) 2017年9月25日