【鈴鹿8耐】野左根はYART Yamaha Official EWC Teamから参戦

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野左根選手
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2016-2017EWC(世界耐久選手権)の第2戦フランス・ルマン24時間からYART Yamaha Official EWC Teamの一員として参戦を開始した野左根航汰。全日本JSB1000では、今年からYAMAHA FACTORY RACING TEAMに移籍してファクトリーライダーとなった。

そのルマン24時間耐久レースでは終盤までトップを走り、最終的に同じヤマハYZF-R1を駆るGMT94 Yamaha Official EWC Teamに先行を許したが、初めてのヨーロッパラウンドでのEWCで2位に入る快挙を成し遂げた。

続く5月21日のドイツ・オーシャズレーベン8時間では、再び2位の表彰台に立つと、シリーズランキング4位に浮上。ポイントリーダーSuzuki Endurance Racing Teamに16ポイント差とした。

その野左根が、今年の“コカ・コーラ”鈴鹿8耐への出場が決まった。チームは、EWCを共に戦うYART Yamaha Official EWC Team。パートナーライダーもブロック・パークス、マービン・フリッツと不動のオーダーだ。

「昨年の鈴鹿8耐に出場して4位になりましたが、個人的にレース内容は散々でした。チームメイトのパークス選手の頑張りと運もあっての4位で、僕はと言えば初めての耐久レース、そしてピレリタイヤを含めて初めての耐久仕様のマシンに苦戦してしまい、いいところがひとつもありませんでした。今年は、ルマン24時間耐久とオーシャズレーベン8時間を走っているし、さらに鈴鹿8耐までにはスロバキアリンク8時間もあります。体力的な自信もついたし、タイヤも履き慣れたブリヂストンになったので、鈴鹿8耐では昨年より上の成績、表彰台に立ちたい。鈴鹿8耐は、日本の強力なチームがスポット参戦してくるので表彰台に立つことは難しいレースですが、3人のライダーで力を合わせて、そしてチーム力で表彰台を勝ち取りたい」

そのチームメイトのパークスとフリッツだが、パークスは以前にMotoGPに参戦した経験を持ち、鈴鹿8耐にも常連ライダーなので知名度は高いが、フリッツは今年が初の鈴鹿8耐だ。

「パークス選手は本当にタフだし、そして速い。どんな状態でも自分のベストを引き出して走ることができて、見習うべきところが多いライダーです。そしてフリッツ選手は、ドイツのスーパーバイクチャンピオンで、とても速いライダーです。僕より2歳年下ですが、いい意味でライバル関係が築けています。本来であれば年齢の若い僕とフリッツ選手がレースを引っ張らなければならないのですが、現状はパークス選手が牽引役。鈴鹿サーキットは僕のホームコースなので、鈴鹿8耐では僕がチームを引っ張っていきたい」

YART Yamaha Official EWC Teamのチーム体制は、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの体制発表と同時に行われたが、YART Yamaha Official EWC Teamの最大のライバルがYAMAHA FACTORY RACING TEAMでもある。そのYAMAHA FACTORY RACING TEAMは中須賀克行、アレックス・ローズ、マイケル・ファン・デル・マークと鈴鹿8耐優勝経験者を集めており、ライダー個々の実力は高い。しかし、同じメンバーでルマン24時間、オーシャズレーベン8時間、そしてスロバキアリンク8時間を戦うYART Yamaha Official EWC Teamは、ライダーとチームのまとまりでは急造のYAMAHA FACTORY RACING TEAMよりも上だ。

次戦スロバキアリンク8時間の結果次第では、逆転チャンピオンの可能性が高まるYART Yamaha Official EWC Team。今年の“コカ・コーラ”鈴鹿8耐ではEWCのチャンピオン争い、対メーカーバトルはもちろんだが、ヤマハ同士の戦いも注目されることになった。
《佐久間光政》

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