ZMPは5月18日、日本初となる自動走行宅配ロボット「キャリロデリバリー」および「キャリロ エクスプレス」の実証実験パートナーの募集を開始した。
ZMPは、2014年に物流支援ロボット「キャリロ」の開発に着手、昨年より出荷を開始している。今回の実証実験で利用する宅配ロボットは荷台部に宅配ボックスを搭載し、周囲の環境を認識しながら自動走行で荷物を届ける。キャリロデリバリーは歩道を、キャリロ エクスプレスはマンションなどの施設内を自動走行し、荷物を目的地に届ける。
今回、両宅配ロボットの製品化・サービス開始に向けて、実証実験をともに行うパートナー事業者を募集する。対象となるのはキャリロデリバリーがスーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、クリーニング、フードデリバリー、飲料メーカー、自動販売機メーカー、飲食店など。キャリロ エクスプレスは宅配会社、運送会社、物流会社、マンションデベロッパー、不動産会社など。配達員の人手不足で課題を抱える事業者とともに実証実験を行い、サービス開始に向けた課題の抽出や有効性について検証を行う。