東京メトロ銀座線の01系、東大の柏キャンパスへ…研究用として活用

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引退した01系の第30編成。写真奥の先頭車(01-630)が東大に譲渡された。
  • 引退した01系の第30編成。写真奥の先頭車(01-630)が東大に譲渡された。
  • 東大生産技術研究所の千葉実験所にある試験線。
東京地下鉄(東京メトロ)は5月15日、このほど引退した銀座線の01系電車を東京大学(東大)に譲渡したと発表した。研究用の車両として活用される。

01系は1983年度から1997年度にかけて228両(6両編成38本)が製造された銀座線の電車。老朽化のため2012年4月にデビューした1000系電車に順次置き換えられ、今年3月には第30編成を最後に全て引退した。一部の車両は中野車両基地で保存されているほか、熊本電気鉄道が譲り受けた。地下鉄博物館にも先頭部のみ展示されている。

発表によると、東大に譲渡されたのは第30編成の先頭車(01-630)。3月24日未明、中野車両基地から東大生産技術研究所の千葉実験所がある柏キャンパス(千葉県柏市)に搬送された。東京メトロと東大は車両の安全性向上に関する共同研究を行っており、東大の依頼を受けて廃車になった01系を譲渡したという。

千葉実験所は今年4月、千葉市稲毛区から移転。全長約333mの試験線が設置されている。直線や曲線、踏切、分岐器などがあるほか、海外で使われている特殊レールも敷設されている。台車や車両の走行実験などが可能だ。
《草町義和》

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