米国の国際貿易委員会(ITC)は4月28日、トヨタやホンダなど25社が採用している電動モーターが、米国企業の特許を侵害している可能性があるとして、調査を開始すると発表した。
この調査は、米国ワシントン州に本拠を置くIntellectual Ventures社の申し立てを受けて、国際貿易委員会が行うもの。同社は3月21日、国際貿易委員会に対して、「25社が自社の特許を侵害している」と申し立てていた。
なお25社には、トヨタ、ホンダ、BMW、アイシン精機、デンソーなどが含まれている。
国際貿易委員会によると、この電動モーターは、パワーステアリングユニットのポンプなどに使用されているという。