大阪環状線で「たたら侍」ラッピング車…山陰観光をPR 5月1日から

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「たたら侍」ラッピング列車のイメージ。5月に大阪環状線で運行される。
  • 「たたら侍」ラッピング列車のイメージ。5月に大阪環状線で運行される。
  • ラッピングは201系の8両編成1本に施される。
  • 大阪環状線の201系。

JR西日本は4月26日、映画「たたら侍」の公開(5月20日)にあわせ、大阪環状線で「たたら侍」のラッピング列車を走らせると発表した。映画の舞台となった山陰エリアの観光PRを図る。

発表によると、ラッピング列車になるのは201系電車の8両編成1本。映画ロケが行われた奥出雲や大山寺など、山陰各地の風景で車体を装飾する。5月1日から31日まで大阪環状線で運行される。

「たたら侍」は戦国末期、1000年さびない鉄を作るとうわさされた出雲の山村「たたら村」を舞台にした映画だ。監督の錦織良成さんは現在の島根県出雲市出身で、同県の私鉄・一畑電車を舞台にした映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」も監督している。

たたら村のモチーフとなった「菅谷たたら山内」(島根県雲南市)は、6月から運行される豪華寝台列車(クルーズトレイン)『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』の立寄り観光地になる。JR西日本は「当社としても映画『たたら侍』、そしてその舞台となる山陰エリアを大いに盛り上げてまいります」としている。

《草町義和》

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