ドイツの高級車、メルセデスベンツは4月18日、中国で開催した上海モーターショー2017のプレビューイベントにおいて、改良新型『Sクラス』をワールドプレミアした。内外装のリニューアルや進化した自動運転技術が搭載される改良新型Sクラス。もうひとつのハイライトが、直列6気筒ガソリンエンジンの復活だ。メルセデスベンツが復活させた直列6気筒ガソリンエンジンは、新世代の環境パワートレインに位置付け。「M256」型と呼ばれる直列6気筒ガソリンエンジンには、48Vの電気システムを搭載する。エンジンとトランスミッションの間に、スターターモーターとジェネレーターを、1個のモーターに統合した「ISA」(インテグレーテッド・スターター・オルタネーター)を配置。このISAが加速の際には、電動ターボの役割を果たし、加速をアシスト。減速時には、バッテリーにエネルギーを回収することで、燃費性能を引き上げている。
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