【上海モーターショー2017】明日の開催を控え、会場設営は急ピッチ…ベールに包まれたクルマが続々搬入

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上海モーターショーの会場となる国家会展中心(National Exhabition and Convention Center)
  • 上海モーターショーの会場となる国家会展中心(National Exhabition and Convention Center)
  • 最寄り駅から会場へつながるルートには出展するメーカーの広告
  • 最寄り駅から会場へつながるルートには出展するメーカーの広告
  • 開催の前々日、会場入口の看板はまだ工事中だった
  • 会場の様子を外から覗くと準備が急ピッチで進められていた。右側はメルセデスベンツのブース
  • 中国メーカー「北汽集団」のブース。ここも周囲は高い柵で覆われている
  • 搬入を待つ展示用のクルマ
  • 初公開されるらしいクルマは、このように厳重に覆われていて中を窺うことはできない

北京モーターショーと交互に一年おきに開催されている中国の上海モーターショーが、虹橋空港近くの国家会展中心(National Exhabition and Convention Center)において4月19日のプレスデーよりスタートする。一般公開日は21日から28日までの8日間。

開幕の前々日に会場を訪れると、ブース設営や車両の搬入に追われていた。多くのブースは高いボードで覆われ、搬入されてくるクルマはシートやキャビネットで全体を覆うなど、緊迫した様子も伝わってくる。

事前の情報によれば、レクサスがマイナーチェンジする『NX』を初公開する他、三菱は次世代SUVコンセプトとして2台を中国初公開予定。日産は自動運転コンセプトとして「Vモーション2.0」など3モデルを同じく中国初公開するという。

ホンダは今年1月、CES(アメリカ・ラスベガス)で初公開したAIを搭載EVコミューターのコンセプトカー『NeuV(ニューヴィー)』の他、新型『CR-V』を中国初公開する。

VWは完全自動運転を想定したEVコンセプトを初公開する他、VWグループのシュコダは自動運転「レベル3」を実現したEVコンセプトを世界初公開する予定だ。

メルセデスベンツは改良新型『Sクラス』をワールドプレミアする。現行Sクラスにとって初の大幅改良モデルで、ADAS(先進運転支援システム)については最新のシステムをフル装備していると伝えられている。

初日2日間はメディア向けのプレスデー。明日19日は午前9時より欧米や日本、地元中国など、世界中から集まった各メーカーのプレスカンファレンスがスタートする。なお、前回の総入場者数は東京モーターショーを超える約93万人だった。

《会田肇》

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