【ホンダ レブル500 試乗】扱いやすさだけじゃない、クルーザーとしての資質もしっかりある…青木タカオ

試乗記 国産車

並列2気筒エンジンを搭載する『レブル500』。
  • 並列2気筒エンジンを搭載する『レブル500』。
  • ホンダ・レブル500
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「ストリートで気軽に乗って欲しい」という開発チームの狙いを感じるホンダのニューモデル『レブル500』。

たしかに、メディア向け試乗会が開催されたカリフォルニア・ロサンゼルスのビーチ沿いなんかをノンビリ流していると、それはもうパラダイスロードを走っているかのような気分で、「このバイクはこういった心持ちで、リラックスして走らせるといいのだな」とヘルメットの中で、納得しつつニンマリするのだが、バイク自体の完成度もかなり高いことが1日走り回っているとよくわかる。

前後サスペンションは初期荷重ではしなやかに動き、トラクションを感じやすい。どこからでもアクセルを開けていけるのは、扱いやすいエンジン特性に加えて、足まわりやハンドリングに神経質なところがないからだ。

なんたってエンジンは排気量500ccもあるパラレルツイン。極低回転域からトルクがしっかりあり、半クラなど必要としない。そして低中速重視なのはたしかだが、フレンドリーさばかりを追い求めているのではなく、高回転域も気持ちがいい。

CBR500R譲りのDOHC4バルブはセッティングが見直されているとはいえ、トップエンドまでキッチリ回しきると、DOHC4バルブならではの伸びも感じられ、充分過ぎるほどにパワフル。

車体は一見すると華奢だが、高速道路を70マイル(約112m/h)で流すのも朝メシ前という安定感があり、大きな段差を乗り越えてもサスペンションがしっかり働いて、車体への衝撃を鎮めてくれる。

コンビニに行くような短距離でも、サッと乗りたくなるようなイージーライドが魅力だが、ハイペースで走行し続けるのもヘッチャラなのは、さすがはクルーザーといったところ。このままパシフィックコーストハイウェイを南下してサンディエゴ、そしてメキシコ国境まで突っ走りたい気分だ!

■5つ星評価
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
コンフォート:★★★★
足着き:★★★★★
オススメ度:★★★★★



青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。国内外のバイクカルチャーに精通しており、取材経験はアメリカやヨーロッパはもちろん、アフリカや東南アジアにまで及ぶ。自らのMXレース活動や豊富な海外ツーリングで得たノウハウをもとに、独自の視点でオートバイを解説。現在、多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

協力:ホンダ(試乗会)
《青木タカオ》

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