メルセデス・ベンツ日本は3月30日、『メルセデスAMG GT S』などの点火コイルに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、メルセデスAMGの GT S、「GT」、『C63』、「C63S」、「C63 SW」、「C63S SW」、メルセデスベンツの『G550』などの11車種で、2014年10月22日から2016年8月1日に輸入された1173台。
エンジンの点火コイルについて、点火制御をしている内部基板のはんだ付けが正しく行われていないものがある。そのため、走行振動等によりはんだが剥がれ、点火制御ができず警告灯が点灯するとともに、該当するシリンダの燃焼を休止し、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。
改善措置として、全車両、全ての点火コイルを良品に交換する。
不具合は6件発生、事故は起きていない。市場からの報告により発見した。