ドイツの高級車メーカー、アウディは3月15日、自動運転車の技術開発を行う「オートノマス・インテリジェント・ドライビング」社を新たに設立した、と発表した。
オートノマス・インテリジェント・ドライビング社は、ドイツ・ミュンヘンにアウディの子会社として設立。都市において、自動運転車両を動かすためのシステム開発に取り組む。
自動運転技術は、アウディが属するフォルクスワーゲングループの各ブランドのモデルに適用可能。今後の発展が想定されているロボットタクシーなどのモビリティサービスの基盤にもなる。アウディは、自動車及びIT業界の強力なパートナーと、協力関係を締結することも模索する。
同時にハイウェイや地方道といった、それ以外の交通環境下で機能を発揮するアシスタンスシステムや自動運転システムの開発も、さらに推進していく方針。
アウディは、「フォルクスワーゲングループの開発リーダーとして、自動運転車両のための技術開発に力を入れていく」と述べている。