日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは2月上旬、1月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万1558台。前年同月比は35.8%増と、5か月連続で前年実績を上回った。
セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)が3206台。前年同月比は10%増と、2か月連続で増加した。『Q70』(日本名:日産『フーガ』)は、前年同月比3.3%減の476台と、減少が続く。2016年9月に新型を投入した『Q60』(日本名:次期日産『スカイラインクーペ』)が、前年同月のおよそ5.5倍の732台と、5か月連続のプラス。
SUVでは、『QX60』が2189台にとどまり、前年同月比は7.7%減と、7か月連続で減少。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年同月比21.3%増の1206台と前年超えを保つ。
また、最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年同月比93.1%増の842台と、3か月連続のプラス。最上級SUVの『QX80』は、50.3%増の1749台と、2か月ぶりに増加する。新型コンパクトクロスオーバー車の『QX30』は、1158台と良好な立ち上がり。SUV全体では、前年同月比43.9%増の7144台を売り上げた。
インフィニティの2016年米国新車販売は、13万8293台。前年比は3.6%増だった。