自転車ヘルメットの着用を保険で促進---死傷者数2位

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サイクリング(イメージ)
  • サイクリング(イメージ)
  • 自転車ヘルメットの例:セナの「スマート サイクリング ヘルメット」。左側にはブルートゥースやインターコム機能を操作するボタンがある。
  • 子ども用自転車ヘルメットの例:DICプラスチックの「solano(ソラノ)」

au損害保険とKDDIは、国内で初となる、ヘルメット着用中の死亡事故に対して保険金を支払う特約をセットした自転車向け保険の販売を開始した。

交通事故による死傷者数で「自転車事故」を原因とするものは「自動車事故」に次いで2番目に多い。自転車死亡事故では頭部損傷を原因とする死亡者は全体の約6割を占めている。また、ヘルメットを正しく着用することで死亡割合が4分の1に減少すると見られている。

au損保は、正しいヘルメットの着用が自転車の安全利用の促進につながると認識、新商品を開発した。

特約では、正しくヘルメットを着用して自転車搭乗中に死亡した場合、死亡保険金とは別に「死亡特別保険金100万円」を支払う。特約はau損保が提供・販売する全ての「自転車向け保険」、KDDIが販売する「au自転車向けほけん」の契約に追加保険料なく自動的にセットされる。特約の提供を通じ、ヘルメットの着用を促し、安全意識の向上を図る。

《レスポンス編集部》

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