【東京オートサロン2017】日本初のグローバルオークションハウス、BHオークション発足

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BHオークション発足
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  • 左から西川淳COO、武井真司CEO、パートナーシップを結んだ大阪トヨペットグループの横山昭一郎社長
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東京オートサロン2017において、世界市場向けのコレクタブルカーオークションハウス、『BHオークション』の発足が発表された。

BHオークションは、スーパースポーツカー等を扱うBINGOスポーツを経営する武井真司氏がCEOに、自動車ライターの西川淳氏がCOOに加わり運営される。

「近年アートや宝飾品、レアグッズになどに加え、ビンテージカーや往年のレーシングカーといったコレクタブルカーのオークション事業が世界的に盛り上がっている。ここ日本においても、コレクタブルカーの参加型オークション(会場にクルマを展示し、そこで入札を行うなどの方式)事業を日本風にアレンジして立ち上げた」とは、武井CEOの弁。

COOの西川淳氏も、「ここ数年海外のオークションを積極的に取材し、日本でもコレクタブルカーの参加型オークションが可能なのではないかと思うに至った」と述べる。そして、「今まさに成熟しつつあるマーケットが存在する日本で、コレクタブルカーを中心としたオークションを展開するチャンスだと思っている。自分はオークションも含め、新たなメディア展開もサポートしていく予定だ」とコメントした。

今後BHオークションでは、海外の有名ブランドのヘリテージカーばかりではなく、日本の旧車や国産レーシングカー、世界的に有名なブランドのチューニングカー等のオークションを2017年中に2から3回予定されており、また、2018年1月の東京オートサロン2018において、国内に生息する個体を中心としたチューニング&カスタマイズドカーやレーシングカー、国産旧車、スーパースポーツを核としたオークションが予定されている。

メディア展開については、最上であることをテーマとした “ジェントルマン・ドライバー・ジャパン”を三栄書房より今春に創刊予定だ。これにより、内外のコレクターやクルマ趣味人に向けて積極的な情報発信を行うという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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