三井化学 台湾合弁会社、リチウムイオン電池向け電解液の設備能力を増強

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三井化学は12月21日、台湾プラスチックス社(FPC)との合弁会社 台塑三井精密化学有限公司(FMAC)でのリチウムイオン電池向け電解液の設備能力を増強すると発表した。

リチウムイオン電池はノートPCやスマートフォン、タブレット端末の普及に伴い、市場が拡大してきたが、今後はプラグインハイブリッド車や電気自動車への普及が見込まれており、中国を中心に大きな市場拡大が期待されている。

同社はFPCとともに、需要拡大が見込まれる中国市場のニーズに対応するべく、FMACに高品質な電解液の生産設備を建設し、2016年7月に営業運転を開始。今回のFMAC増強は、さらなる市場拡大に備え、生産・供給体制の拡充を図るもの。生産能力を現状の1500トン/年から5000トン/年に引き上げ、2017年11月より営業運転を開始する。

《纐纈敏也@DAYS》

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