欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月10日、『ゴルフGTI』の改良新型モデルを欧州で発表した。今回、フォルクスワーゲンは、デビューからおよそ4年が経過した現行『ゴルフ』シリーズに、初の大幅改良を実施。高性能グレードのゴルフGTIも、アップデートされている。外観はフェイスリフトを受け、新デザインのフロントバンパーを採用。「GTI」らしさを強調するために、標準のデュアルLEDヘッドライトのサイド部分と、フロントグリルのクロスバーも、赤で仕上げる。リアは、フルLEDテールランプを新たに採用した。室内は、ドライバー正面のメーターを、デジタル方式の「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」に変更。12.3インチのディスプレイには、速度やエンジン回転数だけでなく、ナビ画面も表示できる。また、ダッシュボード中央のモニターも、従来の6.5インチから、クラス最大級の9.2インチの新デザインに変更。ジェスチャーコントロールにも対応する。パワートレインは引き続き、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジン。最大出力は10ps引き上げ、230psを獲得する。「GTIパフォーマンス」グレードは、従来の230psから245psに向上。デュアルクラッチの「DSG」トランスミッションは、従来の6速から、新開発の7速に変更している。
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